本施設は、既存保育園の老朽化に伴い建替えられた、幼児数120名（最大150名）の保育園です。

Ｌ型の園舎を北・西側に配置し、園庭を南東側に設けた明るく開放的で使いやすい構成としています。

1階には『管理諸室』『0～2歳ほふく室』『調理場』、2階に『3～5歳保育室』『遊戯室』を設けています。『職員室』は園庭と通用門の様子が分かる園舎中央部に配置し、『0～2歳ほふく室』は、火災時の安全性を考慮し調理室から離れた南東に配置しています。また、『保育室』は南側に連続配置し、ﾊｲｻｲﾄﾞﾗｲﾄを設けることで、日当たりや風通しが良い計画となっています。

外観は、北側住宅への日照に対する配慮から北側の一部を平屋建てとし、屋根をR形状の片流れとすることで圧迫感を和らげ周辺地域に溶け込むデザインとしています。