芦屋市立精道中学校
物件名 | 芦屋市立精道中学校 |
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所在地 | 兵庫県芦屋市 |
構造規模 | RC造(一部S・SRC造)地上4F |
延床面積 | 15,099㎡ |
竣工 | 2022年10月 |
限られた校地環境の中で部活動が安全に行えるような広いグラウンドを確保することや、1,000食を作ることができる給食室の設置、学年8クラスの施設規模、15mの高さ制限等が主な設計条件となる中学校の建替えです。学校を使いながらの工事となるため完成時に校舎と屋内運動場・プールが一棟にまとまるよう3期に分けて工事う計画としました。
普通教室を東側、特別教室を西側に配置し、その間にメディアセンターや階段、光庭を設けて回遊性のある廊下で繋ぎ、コンパクトかつ機能的な計画としています。また緑化した光庭を段状に分散配置して内部に光と風を採りこむことで、一棟化された校舎の中でも明るく解放感があり、生徒が多様な居場所を見つけることができ、緑やそよ風に癒しを感じられるような環境としています。
敷地は閑静な住宅街に立地し、グラウンド周囲には防球ネットを設置することになるため、前面道路との間に高中低木による緩衝帯を設けて修景を行い、校舎の外部は要所を外に開いて地域とも視覚的な繋がりの感じられる学校となることをめざしました。