道の駅したら・設楽町奥三河郷土館

道の駅したら・設楽町奥三河郷土館
物件名 道の駅したら・設楽町奥三河郷土館
所在地 愛知県北設楽郡設楽町
構造規模 RC造一部鉄骨造一部木造
延床面積 2,897.93㎡
竣工 2021年3月

まるごとミュージアム
自然、文化、歴史といった「過去」を展示する歴史民俗資料館と、「今」の活動の場である道の駅を統合して「まるごとミュージアム」という視点で計画を行いました。
自然と共にある中山間地域の豊かな暮らしを体現することで人々を呼び込み賑わい、地域全体から活力が生まれることを目標としています。この建物の役割はここに暮らす人々と訪れる人々を「暮らしの豊かさの追求」という共通の目的で結ぶことであると考えています。
デザインでは、地域のシンボル的素材である「木材」を大切に扱い、森の町に相応しい新しい形を求めました。二つの建物とも屋根は木造です。室内では伝統工法の和小屋の木組みを現わしながら、外観では山並みを映す緩やかな曲面を構成しています。和小屋は地域の職人の参加を前提としています。国道に面するファサードでは桧の羽目板が主役です。紫外線カットのガラスで覆うことでデリケートな経年変化を狙っています。
 

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