この住宅は、「自然と街と人が豊かにふれあう地域共生型住宅」「安全、快適な住環境の実現」「人にやさしいランドスケープデザイン」を設計コンセプトとしています。

住棟計画は東・西・南・北の4つのウイングで構成するロの字型配置とするとともに、ヒューマンスケールな5つのユニットに分節化し、それぞれの建物階数に変化を持たせることで都市景観と調和し、リズミカルで心地よい外部空間を創出するよう心がけました。

自走式駐車場や駐輪場をロの字型の住棟で囲い込み、ごみ集積場も周辺への影響を極力少なくするよう屋内（東西2ヵ所）に分散配置しました。また、電気室や受水槽・ポンプ室も屋内配置とし、景観と周辺への騒音影響に配慮しました。